【パフォーマンス】VSCodeのメモリ使用量を最適化する方法
Visual Studio Code(VSCode)は高機能なエディタですが、拡張機能や設定によってはメモリを多く消費して動作が重くなることがあります。
本記事では、VSCodeのメモリ使用量を最適化して、より軽快に動作させるための具体的な方法を紹介します。
1. 不要な拡張機能を無効化する
VSCodeには多くの拡張機能が存在しますが、使用していないものを無効化することでメモリ使用量を削減できます。
特に、自動更新やGit関連など、常駐処理を行う拡張機能は負荷が高くなりがちです。
1.1 設定例
{
"extensions.autoUpdate": false,
"git.enabled": false
}
これらの設定を追加することで、自動更新機能やGit連携機能を停止し、バックグラウンドでの処理を減らせます。
2. 大容量ファイルを開かない
VSCodeは大きなファイル(数十MB以上)を開くと、一時的に大量のメモリを消費します。
編集が不要な大容量ファイルは、エディタで直接開かないように設定することをおすすめします。
2.1 設定例
{
"files.autoSave": "off",
"files.exclude": {
"**/*.pdf": true
}
}
files.exclude を利用して特定のファイル形式をエクスプローラーから除外すると、不要な読み込みを防げます。
3. 不要な機能を無効化する
VSCodeはデフォルトで多くの便利機能を有効にしていますが、使用しないものを無効化することでメモリ消費を抑えられます。
特にミニマップや自動改行はリソースを多く使用します。
3.1 設定例
{
"editor.wordWrap": "off",
"editor.minimap.enabled": false
}
ミニマップを無効化するだけでも、描画負荷が軽減され、動作がスムーズになります。
まとめ
VSCodeのパフォーマンスを維持するためには、次の3つのポイントを意識することが重要です。
- 不要な拡張機能を無効化する
- 大容量ファイルを開かない
- 使わない機能をオフにする
これらを実践することで、VSCodeの動作を軽くし、快適な開発環境を保つことができます。
FAQ
- Q: メモリ使用量を削減するために効果的な設定は?
- A: 不要な拡張機能を無効化したり、大容量ファイルを開かない設定を行うのが効果的です。
- Q: それでもパフォーマンスが改善しない場合は?
- A: メモリの増設や、バックグラウンドで動作する他アプリの整理など、ハードウェア面での改善も検討してください。




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